2025.04.21
製造業の縛りから抜け出すには

インターネットでの宣伝や販路拡大等で一番初めに思いつくのはホームページ。
少しの動画と社内写真、会社の理念やご挨拶、設備紹介や社員紹介・・・
それが不必要とは思いません。
なので、当社もLPサイトはしっかり作りこみました。
ただ、それだけで良いのか、と。
金型製造にとってパソコンとは切っても切れない関係で、
昭和の功績として博物館に展示されている「PC98」を
自由自在に使いこなしていた世代もまだまだ現役活躍中。
加工データを「テープ」と呼称する会社も多いと思います。
SNSの担当を置き、X(Twitter)やインスタ等を更新している会社はまだまだ少なく、
ましてやYouTube等の動画サイト等を持っている会社は数えるほど。
自社製品や企業紹介のPR動画を投稿しても登録者数は増えることも無く、
いつの間にか更新も途絶えがちです。
もちろん、金型業界は常に時代の最先端を歩いているため、
加工品や製造過程そのものが社外秘の事が多く、
SNSとの相性が悪い。
制限があるのも現実です。
ただ、常に技術の先端を突き進んでいる金型業界が、
横並びのコーポレートサイトだけで良いのかどうかと常々考えていました。
外部に委託した小ぎれいな横並びのホームページで本当に良いのか。
この手にある技術は、そんな横並びなものなのか。
訳のわからないサイトでも、企業価値は訴求出来るのではないか。
そんな試みから、このサイトは運営されています。
つまらない営業電話など、このサイト一つで追い払う事が出来ます。
YouTubeチャンネルでは作業着姿で、
あえて全然別のジャンルへの訴求で収益化を達成しました。
SNSやITに使われる存在から、利用する存在へ。
製造業は常に時代の最先端に居るべきだと考えています。